最近は、3Dプリンターで色々なものが作れるようになりましたが、ついに3Dプリンターによるスーパーカーが登場しました。
米ダイバージェント・マイクロファクトリーズの「ブレード」という車です。デザインもかっこいいですが、驚いたのは重量です。
なんと総重量680Kgしかないそうです。
ボディーではなく、シャシー部分の製造に3Dプリンターを使っているようで、シャーシの組み立て、製造を簡素化し軽重量を実現しているとの事です。
軽自動車でも900Kgから1000Kgなので、相当な軽さだという事がわかります。
あまりに軽いので強風で飛んでしまうのではないかと思うくらいです。
ブレードは700馬力のエンジンを搭載しており、圧縮天然ガスあるいはガソリンを燃料として動いているようです。
停止した状態から2.5秒以内で時速100kmまで加速出来るので、スーパーカーとしての機能も充実していますね。
また、3Dプリンターは製造に時間がかかるのという弱点があるようですが、「ノード」という技術を使う事により、シャシーの組み立てを数分間のレベルに短縮出来るとの事です。
さらに、自動車製造、燃料製造、および走行時を含めた全てのCO2排出量は電気自動車のわずか1/3となっており、環境に優しい車だと言えますね。
今後は3Dプリンターによる自動車製造が主流になる可能性もありますね。
また電気自動車として製造する事で、より環境にも優しい車が作られる事を期待したいと思います。