ようやく始まります。
民放5社(日テレ、テレ朝、TBS、テレ東、フジテレビ)が、2015年10月から共同で広告付き無料動画配信するサービス「TVer(ティーバー)」を開始すると発表されました。
これによって、各社が放送中の番組を、放送終了後から次回放送までの期間に、スマホやPCなどから視聴ができるようになるというものです。
これは便利ですよね。
これまでスマホでテレビを観ようとした場合、チューナー付きのスマホが必要だったり、ストリーミングTVアダプターのような機器が必要でしたが、これからはリアルタイムではないにしても、スマホで気軽にテレビ番組が観られるようになります。
ユーザーにとってはうれしい事ですね。
ただ、今回の対応については、ようやく民放5社の重い腰が上がったという感じがあります。
各社が色々ネットに対する動きを取っていたものの、いまいちユーザーに届くようなサービスが出来ておらず、今回民放5社が集まってようやくこういった、ユーザーとして嬉しいサービスが実現したという感じです。
このようなスピード感だと、次々とやってくる海外からの動画配信サービスに負けてしまうのではないかと心配になってしまいますね。
TV局もこれまでのやり方が通用しなくなる時代が来ていますので、今回のような取り組みを次々と出していき、海外からのサービスにも負けないようなサービスを作っていただきたいものですね。
また、今回は5社横並びの動きでしたが、今後は各TV局が、独自性のあるサービスを提供していただける事を期待したいですね。
今後、ネットを中心に全てのビジネスが回るという事を改めて感じるニュースでした。
自分自身の仕事においても時代に乗り遅れていないか、今一度振り返ってみたいと思います。