テクノロジーの進化によって色々なものが自動化されてきていますが、ついに『自動洗濯物たたみ機』の開発が開始されたようです。
新しい技術を使った製品開発を得意とするセブンドリーマーズという会社がパナソニックと大和ハウス工業と共同で、全自動洗濯物たたみ機「ランドロイド」の開発を発表しました。
2016年度中の先行予約販売を目指しているそうです。
10月7日、幕張メッセ(千葉市)で開幕した家電・情報技術の見本市「シーテックジャパン(CEATEC)」で、ランドロイドの試作品が披露されたようです。
冷蔵庫程度の大きさの機械に乾いた衣類を投入すると、センサーが衣類を画像で解析し、シャツやスカート、タオルなど、衣類の種類を自動で識別し、それぞれに適した状態に折り畳む事が出来るとの事です。
『洗濯物をたたむ』という技術は、衣類の種類の識別だったり、適切な位置や力でつかむ、広げるといった細かな動きが必要になります。
洗濯物を判断する画像解析、折りたたむロボティクス技術が優れていないと出来ないはずなので、こういった技術の進化が読み取れますね。
公式サイトによると、一般的な家庭では、家族の洗濯物を1人でたたんだ場合、375日間を使う計算になるそうです。
人生80年とすると、起きている時間が55年くらい。
その内の1年を洗濯物をたたんでいる事に使っているのはもったいないですね。
「人々は折り畳みにかかる手間から解放される」と言われた『ランドロイド』社の技術に期待したいと思います。
こうした技術により、人々が本当にやりたい事、やるべき事に時間を使えるような世の中になると良いですね。