人と話をする時には、相手の聞きたい事をきちんと回答するという事を意識しておくと、会話のキャッチボールがうまくいくように思います。
これは打ち合わせや電話で話をする時でも、テキストで返信をする時でも同じ事が言えると思います。
よくあるパターンの会話になりますが、
Aさん 今月の目標は達成できそう?
Bさん 今は○○の売上が上がっていて良い調子なのですが、××の売上はあまりよくありません。××の売上の改善に向けて、△△のような対策をしたいと思っているところです。そして・・・・・
というように、相手の質問に回答をせずに、回りくどい話をしてしまう場合があるかと思います。
これではAさんの方は、自分の聞きたい事に対して、どうなのかがわからず、モヤモヤしてしまいますね。
上記のBさんの場合であれば、
目標は達成できます(できません)。その理由は・・・
という話し方をして相手の質問に答える事で、相手のモヤモヤを無くせます。
Aさんもそのあとの内容に耳を傾けやすくなり、その後の会話のキャッチボールもスムーズになると思います。
このようなシーンはビジネスの場において、多く発生する事だと思います。
そんな時に毎回、回りくどい話をしてしまっては、説得力のある話はできないように思います。
まず、相手が聞きたい事をしっかりと答えて、その後に「どのような状況なのか」、「今後の展望」などの詳細状況をしっかり説明するような話の流れが良いと言えますね。
これは通常の会話でもテキストでのやりとりでも同じ事だと思います。結局のところ、
自分の話したい事を話すのではなく、相手が聞きたい事から話す
という事が大切なのだと思います。
会話をスムーズに行う為には、まず相手の質問に答えてから自分の言いたい事を話す事が大切ですね。