仕事では担当範囲が広くなればなるほど、細かいところまですべての事を把握することが難しくなります。とはいえ、自分の担当範囲の事を全く理解していないというのも問題です。
そうなると、ある程度は、他の人に任せつつ、必要なポイントを把握しておく事で、全体を理解できるようにすることが大切になります。
そんな時に必要なポイントが「仕組みを理解する」事です。仕組みとは仕事の流れはもちろん、どのようなプロセスで物事が進んでいるのかという点です。このポイントを理解していれば、大枠を把握できるため、そこで細かい事が発生しても対応方法を検討したり、押さえるべき点も理解できるようになります。
ところが、この「仕組み」を理解していないと、自分では全く判断できず、全て周りの人にお任せ状態になってしまいます。そうなると、その人がいる意味がなくなり、単なるお飾り状態になってしまいます。
そうならないように、仕事や物事が進む上での「仕組み」を理解する事で、押さえておくべきポイントを把握し、何かあった時に自分自身でも対処できるようになっていきたいものですね。