仕事ではやるべき事をしっかりやる力が大切になってきます。多くの人は、「やろう」と決めても途中で断念してしまったり、諦めてしまったりして、やるべき事をやらずに止まってしまっています。
そのようなケースが多いので、やるべき事をやる力があれば、他の人に大きな差をつける事ができます。
ただ、このような話の場合に、よく「モチベーション」という事を考える人がいるかと思いますが、モチベーションだけでやり続けるというのはなかなか難しいと思っています。「モチベーション」というのは、体調や気持ちで大きく左右されるため、「モチベーション」に頼ったやり方では、続かない事が多いからです。
ですので、「やるべき事をやる」上では「習慣化」が必要になります。「食事を摂る」、「寝る」などと同じように、
やるべきことを当たり前のようにやる
という感覚に変えていく必要があるかと思います。例えば、「期日までに仕事を仕上げる」、「連絡が来たらすぐに返信する」なども、習慣にすることで、後回しにすることなく、仕事を処理できるようになるかと思います。
ただ、習慣化を行う上で、大切な事があります。それは、習慣化する上での自分なりの「考え方」を持つということです。
なぜ、習慣化するのか?
という問いに対する自分なりの明確な回答がなければ、自分で決めたとしても、「やらされている感」を持ってしまいます。それではモチベーションと変わりませんので、あくまでも自分なりの意思が必要になります。
このような意思が持てない場合、そもそも、その仕事が「やり続ける意味がない」ものである可能性がありますので、もう一度、振り返ってみる良いチャンスかもしれません。
やるべき事を習慣として、淡々とやり続けられるようになれば、自然と成長できるようになりますので、意識しておきたいものですね。