仕事では常に、改善、改革が求められます。より効率の良い方法、より成果の上がる方法をいろいろな角度から検討して、着手することも多いかと思います。
ただ、時間などのリソースも限られている状況では、このような改善、改革を行うことが難しいのも現実です。このような状況で、無理な改善、改革を行なっても、逆に業務が忙しくなり、パフォーマンスが上がらないということが起こります。そうなっては本来の「改善」、「改革」の意味がなくなってしまいます。
そこで、このような改善、改革を行う前にやるべきことがあります。それは、
無駄な仕事をやめること
です。
無駄な仕事をやめることで、空いたリソースを改善、改革に使うのが一番良い方法です。この「無駄な仕事」というのがなかなか判断できないかもしれませんが、一つの目安として、
・それを行うことで、仕事の成果に影響を与えるのか?
・影響を与えるとして、それはどのくらいか?(投下時間、工数に対して妥当な成果が出ているか)
という点を意識すべきだと思います。自分自身の「やった感」を得るための仕事をしていては、本当に必要なことに時間を使えなくなります。何かを変えたいと思うのであれば、まずは「無駄なこと」を徹底的に排除するところから始めるべきだと思います。