仕事では、リスクをできるだけ回避するような仕事の仕方が求められます。そのため、最初に課題やリスクなどはできる限り出した上で、関係者と認識合わせをすることが大切です。
最初にリスクや課題をしっかりと認識合わせできないと、プロジェクトが始まった後に、いろいろな問題が出てきて、それに携わっている関係者がその責任を取ることになります。そのようなプロジェクトは関係者全員が不幸になってしまいますので、リスクや課題はプロジェクトが始まる前にしっかりと認識合わせしておく必要があるのです。
仕事が始まる前にあまりよく考えず、良い情報ばかりを話しておき、いざとなると問題だらけというプロジェクトも多くあります。こういった問題はディレクションがしっかりできていないために起こることが多いです。
こうしたプロジェクトは、関わるメンバーのモチベーションを下げたり、品質低下を招いてしまいますので、ディレクターという立場で動く人は、このような点を意識して仕事をしていきたいものですね。