日本人は真面目な性格の人が多いせいか、「仕事は忙しくしているもの」「仕事は苦労するもの」というような考えを持っている人が多いように思います。苦労することで仕事をしている気持ちになったり、時間をかけて忙しく働いていることで、仕事を真面目にやっていると勘違いしてしまう人も多いのではないでしょうか。
本来であれば、仕事はできる限り、ラクに時間をかけずできれば、それに越した事はありません。この考え方が根本にないと、
・ラクにできる仕事をあえて、ややこしくしてしまう
・ラクに仕事を進めようとしない
という事が起こってしまいます。
つまり、
ラクに仕事を終わらせようという意識がなくなってしまう
のだと思います。これはとても危険な発想です。このような考え方だと生産性の高い仕事はできませんし、苦労したり、忙しくしている事が仕事だと勘違いしてしまうからです。
仕事は成果を出す事が目的なのですが、そこに目を向けずに、日々の苦労などが大切になってしまっては本当の意味での仕事ではなくなってしまいます。
仕事はラクできることが良いことであり、常にラクできるようなやり方を考える意識、姿勢を持ち続けたいものですね。