忙しかったり、長い時間働いていると、仕事をしている感じになることも多いと思います。特に、ギリギリのスケジュールに対して、なんとか死守するようなケースでは、アドレナリンが出て、「仕事をしている感」が強くなる印象があります。
もちろん、「仕事をスケジュール通り行う」事はとても大切なのですが、「ギリギリのスケジュールをなんとか対応している」事に酔ってしまうのはあまり良いことではありません。
忙しかったり、長い時間働いていると「仕事をしている感じ」を持てるので、ついついそのような仕事の仕方が定着してしまいがちですが、そもそも
忙しかったり、長い時間働く必要がある状況になってしまう事自体が問題
だという意識を持つ事が重要になります。
忙しかったり、長い時間働かざるを得ない状況になるということは、
・見積りが甘かった
・仕事の着手が遅かった
など運営面での問題がある場合が多いです。1回ならまだわかりますが、このような仕事が定常化してしまっている場合、そもそもの仕事の進め方に問題があると考えた方が良いと思います。
常にギリギリの状況で仕事をしている場合、「長く働いている自分」に酔ってしまうケースもありますが、そのような仕事の仕方は限界があります。時間も体力も有限ですので、いつかは破綻します。
そうではなくて、「必要以上に忙しくならない状況」、「長く働かなくても良い状況」を作る事を意識して仕事を進めることが大切であり、そのような仕事の仕方を当たり前にする事が大切なのだと感じます。