仕事をしているとお客様や、仕事を依頼する下請け企業と関わる人も多いかと思います。
ひと昔前であれば、「お客様は神様」と言われるような時代もあったかと思います。
そんな時代では「お客様の言うことは絶対」だという意識で仕事をしていた方も多かったのではないでしょうか。
また、同じように自分自身がお客様の立場になると、発注先に無理な要望を了承させるというような事も少なからず発生していたかもしれません。
ただ、今はそのような考えでは企業は発展していかないのではと思います。
今はインターネット時代であり、昔とは違い、色々な企業とコミュニケーションが取れる時代になりました。
努力をすれば、各企業は色々な取引先と出会う事が可能な時代です。
つまり受注側もお客様を選ぶ事ができる状態になります。
そんな時代では、
無茶な要求ばかりするお客様や、受注者側の事を考えられない企業であれば、企業が離れていく
という自体も当然起こりえるのです。
ですから、これからは「お客様」や「下請け」という上下関係は、捨てた上でビジネスを行っていく必要があるのだと思います。
これから重要になるのは、「仕事に関わる全ての企業、人がパートナー」だという意識です。
パートナーとはお互いに利益をもたらす事ができる関係です。
ですから、そこには相手を思いやる気持ちが大切になりますね。
また、これまでは「お客様」と「下請け企業」で態度や言動が変わっていたというような人は、そういった古い体質を見直す必要があると思います。
これからはパートナーと共に成長していける企業が生き残っていく時代だと思います。
そのような時代では
【お客様に対して】
・お客様として尊重しつつも、言うべき事はしっかりと言う
・パートナーとして、言われた事だけをするのではなく、お客様と同じ目線で仕事をする
【下請け企業に対して】
・自分の企業ではできない事をパートナーが代わりにやってくれているという意識を持つ
・パートナー企業がいる事で自分たちが存続できているという意識を持つ
というような意識が必要ですね。
厳しくする、甘くするという考え方ではなく、やるべき事はシビアに行いながらもお互いを尊重する意識が大切ですね。
そして、そのような意識をもって接する事でお互いに信頼関係が生まれて、WinWinの関係になり、共に成長していけるものだと思います。
これからは関わる全ての企業、人たちに対するパートナー意識が必要になってきます。
お互いを尊重したり、気を遣える関係になり、パートナーと共に成長していく事が大切ですね。