仕事をしていると一人の力というのは「高が知れている」というのがよくわかりますよね。
自分でなんでもできると思っていても、仕事に関わる全てのことが得意な人というのは、案外少ないのではないでしょうか。
多くの人は、多かれ少なかれ、他の人にサポートをしてもらいながら仕事をしているのだと思います。
そのような状況で、一緒に仕事をしているメンバーへの気遣いができない人というのは、信頼関係を作れず、大きな成果を生むことができないのではと思います。
例えば営業部門と技術部門があり、それぞれが「自分たちのおかげで仕事が成り立っている」という気持ちを持っていたとします。
そうなると、相手部門への気遣いはなく、常に自分たちの事しか考えない対応になってしまいます。
このような状況では、自分たちの意見ややり方を最優先する事ばかり考えてしまい、連携も悪く、良い成果を出せない事が多くなります。
これではせっかく能力の高い人であっても、無駄になってしまいますね。
良いチームというのは、一緒に働いている人や別部門の人に対しても、「自分たちにはできない事をやってくれている」という尊敬の気持ちやちょっとした気遣いを持っているものです。
そのような尊敬の気持ちや気遣いは普段の仕事の中で相手に伝わるものですから、自然と雰囲気がよくなり、チームのパフォーマンスがアップするものです。
ちょっとした考え方の違いなのですが、この考え方の違いが仕事では大きな差になります。
常に自分中心の考えなのか、周りの人への尊敬の気持ちや気遣いをしながら仕事をしているのか、周りの人は割と気付いているものです。
自分ひとりで何でもできると思っている人がいれば、いま一度自分の仕事を見直してみるのも良いかもしれませんね。
一緒に仕事をするメンバーへの尊敬の気持ちや気遣いが信頼関係を作り、大きな成果を生むものです。
自分自身の仕事のやり方を定期的に見つめ直してみるのも良い事だと思います。