仕事では常に目標設定と、実行を繰り返しているかと思います。
そんな中、自分自身の成長スピードを高めるためには、まず目標レベルが重要になってくると思います。
例えば半年という期限で目標を立てる時に、達成できる可能性が全くないものを目標にしてしまっては意味がありません。
もちろん、3年先、5年先に達成する可能性があればそのような長期の目標としては持っておくと良いかと思いますが、半年という制限をかけるのであれば、確実に実現できない事は目標にしない方が良いと思います。
あくまで目標は、「達成できる可能性がある目標」を持つべきですね。
とはいえ、かんたんに達成できる目標であっても意味がありませんよね。
例えば、「○○の知識を付けます。」「○○ができるようにします。」という目標を立てる人も多いかと思います。
ただ、このような目標は、「その知識や能力は半年仕事をしているだけでは、身に付かないものなのか?』という事を考える必要があります。
半年仕事をしていれば誰でも少なからずは成長します。
そのような「自然成長」する事で達成できるレベルの目標を立てても、普通に仕事をしていれば達成できるものなので、あまり意味がありません。
この「自然成長」では達成できない程度の目標を立てる事が重要になるわけですね。
だれでも仕事をしていれば達成できる目標とは異なり、自分なりにしっかりとPDCA(計画・実行・チェック・改善)を繰り返す事で達成できる目標を設定すれば、目標達成に向けて努力が必要になるわけですから、自然と色々と思考錯誤します。
その上で、目標達成する事ができれば、自分自身に自信が持てるようになりますし、思考錯誤しながらも目標を達成できる力が付く為、他の人よりも成長スピードが高まります。
このように、少し厳しい目標を繰り返し達成していく事が自分自身の成長にはもっとも重要ですし、それが仕事の成功においても一番の近道になるのだと思います。
最終目標として、とてつもない大きな目標を立てる事は良い事だと思いますが、そういった大きな目標だけでは、日々の成長がなかなか実感できないものです。
一歩ずつ成長している実感を得るためにも、少し厳しい目標を立てて、それを一定期間で常に達成していく事が大切なのだと思います。
大きな目標とそれを実現するためのステップ(マイルストーン)を明確にすること、そしてそれらを一つずつ達成していく事が、自分自身を成長させるためには必要になりますね。