メールなどでやり取りをする時には、打ち合わせや電話で話をする時とは違った考え方、意識で文章を記載する必要があります。
打ち合わせや電話では、リアルタイムに相手とコミュニケーションを取っているので、相手から質問があればそれに答え、次にこちらが質問し相手が答えるというようなやりとりになります。
ところがメールなどのオンラインでやり取りをする場合は、片方から一気に4つ、5つといった形で、質問や連絡事項が送られてくる事があります。
その返信時に気をつけなければならない点として、
自分が言いたい事だけを書くのではなく、相手が知りたい内容(相手からの質問の回答)もしっかりと書く
という事です。
当たり前だと思う人も多いかもしれませんが、案外これができていない人も多いのではないでしょうか。
気になった人は、ここ最近のメールのやり取りを見直してみる事をオススメします。
相手からの質問や連絡事項に対して、しっかりと回答(意思表示)できているのか?
自分が言いたい事だけを返信していないか?
このようなメールのやり取りをしてしまうと、メールの相手からすると、
こちらの質問に全く答えてくれていない。
自分の言いたい事だけを言っている。
というように思われてしまっているかもしれません。
メールなどのオンラインのやり取りは、非同期型コミュニケーションと言われ、コミュニケーションを図る人同士が同じ場所や時間でコミュニケーションを取らなくて良いというメリットがあります。
そんなメリットのあるコミュニケーション方法ですが、お互いの使い方次第ではうまくコミュニケーションが取れない場合も出てきますので、注意していきたいものですね。