ほとんどの人は仕事で時間に余裕ができると、ついつい次の仕事に手をつけたり、書類の整理をしてみたりと、暇を埋めるような作業を行ってしまう事があると思います。
特に真面目な人ほど、余裕があるという状況が悪であるように感じてしまい、手を動かしていないとサボっているような感覚になってしまうのだと思います。
このような姿勢はとても大切ではあるとは思うのですが、こういった考えだけに集中してしまうのは良くないように思います。
手を動かす事で「仕事をしている」満足感が得られるし、時間を無駄にしないような感覚になるとは思いますが、実はそのような事をするよりも仕事の成果が上がる方法が見つかるかもしれません。
その方法が「立ち止まって思考する」事にあるのだと思います。
例えば、
そもそも今の仕事のやり方が本当に正しいのか?
今後の方向性を踏まえた上で、この仕事を進めるべきなのか?
日々、忙しくしている中では、こういった事をしっかり考える時間がなかなか取れないと思います。
だからこそ時間ができた時に、このような事を立ち止まって思考する事が必要なのではないかと思います。
経営者やマネージャー、ディレクター、そして各作業担当者など、どの立場でも言える事かと思いますが、このような思考を持っているかどうかで、その後の仕事の成果が大きく変わってくるように感じます。
立ち止まって思考した結果、新しい発想が生まれ、これまで当たり前のように行っていた仕事が必要なくなるかもしれません。
新しい手法を取り入れることで、これまでの作業時間を半分にできるかもしれません。
このように立ち止まって思考する事で様々な新しい取り組みが生まれ、それが仕事の成果となって現れます。
逆に、こういった思考をせずに常に手を動かすだけの仕事では、常に同じ仕事のやり方となってしまいますので、これでは進化していく事ができません。
これからはいかに無駄な仕事をそぎ落とし、効率良く仕事をする事で成果を上げていく事が求められる時代です。
立ち止まって思考する事は、一見無駄な時間のように思いがちですが、こういった思考こそが今後の仕事をより良くしていくのだと感じます。
いつでも「がむしゃら」に働くのではなく、時には立ち止まって思考するクセを付けていきたいものですね!