プロジェクトを円滑に進める上で、スケジュールとコストを細かい点まで突き詰めて考える事が大切だと思います。
この2点がずさんだとプロジェクトはグダグタになってしまい、品質の高い成果物を制作する事はできません。
スケジュールとコストを考える立ち場の人は、この2点については、「ざっくり」とした計画を立てるのではなく、細かい状況を考えた上で、検討をする必要があるのだと思います。
スケジュール立案では、考えられるリスクを洗い出し、それを踏まえた上で実現できるかを考えるべきです。
例えば、そのプロジェクトだけを進めるのであれば無理なく進められるスケジュールであっても、
「割り込み作業が入る可能性はないのか?」
「割り込みが入った場合は終わるのか?」
ということを考えなければなりません。
コストを見積る場合には、作業を細かく分類した上でそれぞれの作業に対しての見積りを積み上げて最終的なコストを算出する必要があります。
細かい見積りを作るのは手間となりますが、そういった作業がコスト管理の精度を高めるのだと思います。
また、コストを考える際にもスケジュール同様、リスクを踏まえた検討が必要となります。
ずさんなスケジュール管理やコスト管理をしてしまうと、一番苦労するのは、そのプロジェクトに関わる人たちです。
自分一人で仕事をしている場合は、自分自身だけが責任を負えば良いですが、チームで仕事をする場合には、チームメンバーに迷惑をかけることになります。
そのような意味でも、スケジュールとコストの検討においては、細かい点まで突き詰めて考え抜く事が必要になるのだと思います。
スケジュールとコストさえしっかりとしたものが出来上がれば、あとは実行するだけです。
プロジェクトは最初が肝心ですので、スケジュールとコスト管理をしっかり行い、プロジェクトを円滑に進められるようにしていきたいものですね!