最近、「働き方改革」という言葉をよく聞くようになりました。主に
・長時間労働
・非正規と正社員の格差
・労働人口不足
という課題に対して、働き方を改革していくという事になりますが、これは組織(会社)と個人の両方の改革が必要になると思います。組織としては、長時間労働にならないような体制を取ったり、格差を是正していくという動きを取る必要があります。合わせて個人が意識しておくべき点は、生産性の向上です。労働時間を短くしても仕事(アウトプット)の量が減るわけではありません。
同じ仕事量を短い時間で遂行するためには、今までと同じやり方では不可能です。「必要ないことをやめる」、「やり方を変える」など、今まで以上に「時間を意識した動き」が必要になります。そのような意識を持ち、実際に改善、改革ができる人は、これからの時代は組織の中でも個人としても活躍できると思いますが、そうでない人は、居心地の悪い世の中になっていきそうです。働き方改革は、組織と個人の両輪がうまく噛み合うことで成果が出てくるものだと思います。