仕事においては、チームでの情報共有は大切ですが、1つ注意が必要な点があります。それは、「情報共有」しているつもりが、いつの間にか無駄作業が発生しているケースです。例えば、メールやメッセージのやりとりを行う際、よく
チームで共有するため全員で受信できるようにする
などの対応を取ることがあります。もちろん、チーム全員が宛先に入っていれば、全員がその内容を読むことになりますので、情報共有という面ではメリットは多いかと思います。ただし問題があります。それは、
本当にその情報を全員で共有する必要があるのか?
という点です。全員が常に状況を知っておく必要があれば、このような対応で良いかと思いますが、必要ない情報まで共有していた場合、
そのメールやメッセージを読む時間、理解する工数が無駄
になってしまいます。
そのようなケースでは、一人だけに情報が入るようにして、本当に共有すべき情報を選別して、その情報だけを共有する方が効率的な場合も多くあります。
情報共有というと聞こえは良いですが、無駄な情報はフィルタをかけないと、本当に必要な情報を見落とす可能性もありますし、余計な情報により、無駄な時間が取られてしまうことになります。
情報共有を行う際は、「この情報が本当に共有すべき情報なのか?」という点を考える必要がありますね。