仕事ができる人とそうでない人では、納期に対する考え方が大きく違うように思います。
例えば、月末が納期の仕事があったとします。仕事ができる人というのは、月末が納期の仕事に対しては、
「月末までに完璧な状態に仕上げること」
を意識したスケジューリングをしています。そのため、たたき台はもちろん、その後の修正などの作業もスケジュールに落とし込み、逆算して一つ一つの仕事の納期を細分化しています。
ところが仕事ができない人というのは、月末が納期という仕事の場合に、月末にたたき台を出すというスケジューリングをしてしまっている場合が多くあります。つまり、「たたき台 = 完成」という前提の元に仕事を進めてしまい、
「修正や変更が入る事を想定していない」
ケースが多いように思います。このような傾向の人は、手戻りや修正作業などがあれば、スケジュール通りに進まなくなるため、とてもリスクが高い状態で仕事をしていると言えます。
納期という考え方一つをとっても、相手に与える印象は大きく変わってきます。相手を安心させるためにも、納期に対する考え方、仕事の進め方は、意識しておきたいところですね。