仕事は初速がとても大切です。自分にボールが来た時に、いかにすぐに取り掛かれるかによって、その後の結果は大きく異なると言えます。
例えば、事前に資料を見ておける場面や、事前に成果物や状況などをチェックができる場面において、これらを後回しにするのではなく、すぐにチェックし、問題となりそうな点を洗い出しておくことで、先手を打つことができます。
逆に、すぐに動ける場面で手を付けず、後からチェックした時に問題が発生してしまうと、対策がそれだけ遅れてしまうことになります。また、後から手をつける状況というのは、大抵、ギリギリのタイミングになっていることが多く、そのタイミングで問題を見つけてしまうと、その後のスケジュールに大きな影響を出してしまうことになります。
そういった事を考えると、仕事においては、常に初速を上げ、仕事が円滑に回るように対応することが求められると思います。
ついつい後回しにしてしまいがちな仕事でも、初速を上げて早めに対応することで、作業の全体像や想定されるリスクをイメージしておくのが良いですね。結果として、仕事が円滑に進み、自分自身も楽に仕事が進められるのだと思います。