仕事では意味のある仕事とそうでない仕事があり、多くの人は、意味がない仕事を一生懸命やってしまう傾向があります。「意味のない仕事」というのは、
一見すると大切な仕事のように見えるが、実は重要ではない仕事
と言えます。例えば、一つの例として、契約書などがあります。
紙に印刷、捺印をして、製本して作った契約書と、PDFデータで電子印で作成した契約書があります。
この2つの契約書はどちらも有効ですが、手間とコストは前者の方がとても多く発生します。ただ、多くの企業が前者のやり方であり、その仕事をしている人も「仕事をやった感」を持っている状況です。
このような作業は、本来の意味では仕事ではないのですが、ほとんどの人がそれを仕事だと思ってやっています。
契約書はあくまで一つの例ですが、このような作業は、企業の仕事の中に多く存在しており、それらを当たり前にやってしまっているのが現実です。このような意味のない仕事を排除して、本当に意味のある生産活動に力を入れることが大切だと感じます。
仕事は生産活動です。サービスや商品など、生産するものは様々ですが、生産活動以外の仕事はあくまで補助作業になりますので、そのような仕事の中で、意味がないものはできる限り排除して、本当に意味のある仕事だけに注力することが大切だと感じます。
そのためには、まず「今の仕事が本当に意味があるのか?」ということを、客観的に見ることができるようになる必要がありますね。