仕事は、リスク(将来的に起こり得る問題)への対処の仕方で、成果が大きく変わってくる事が多いです。リスクを放置してしまった事で、後々、大きな問題となってしまうというのは誰もが経験した事があるかと思います。
そう考えると、リスクを最小限に抑えて、仕事をスムーズに進めるということは、仕事でとても重要なことだと思います。
ただ、リスクというのは
・ふとした時に突然発生する
・リスクを事前に対処するのは手間がかかる
という特徴があるかと思います。これまではスムーズに出来ていた仕事であっても、突然、リスクが発生する事がありますし、そのリスクを先手を打って対処するのは、手間がかかり面倒な点も多くあります。
ただ、このようなリスクをそのままにしておき、後から大きな問題になってしまった事で、「より面倒な状態」になってしまうということも多いかと思います。リスクの怖いところは、「放置することでより悪い状況になる」という事です。
たまたまそのリスクが顕在化しなかった時は良いですが、毎回リスクが顕在化しない事はありません。仕事を続けている限り、必ず、どこかでリスクが大きな問題に発展してしまいます。
ですので、やるべきことは、
リスクが発生した時点で、すぐに対処する
事です。
面倒ですが、すぐに手をつけて、リスクが大きくなる芽を摘んでおく事で、将来的な大きな問題を未然に防ぐ事ができるのです。
このちょっとした面倒な事を意識的に先手を打って対処できるかどうかが、仕事の成果に大きく関わってきますので、後から大きな問題になりそうなリスクほど、できる限りすぐに動いて、先手を打って対処しておくクセをつけて行きたいものですね。