価格というのは、需要と供給のバランスによって決まります。
自分が仕事をした対価もそうですし、商品の価格もそうですが、仕事や商品の成果に対して、価格が見合えばビジネスが成り立ちますが、そうでなければビジネスは成り立ちません。悪い例として、
たくさん時間がかかったから価格を高くしよう
という考えを持ってしまう場合がありますが、この考え方は大きな間違いとなります。
「お金を払う」側としては、その仕事や商品にどれだけ労力がかかっていたとしても、その仕事の成果や商品の品質が低ければ、お金を払う気にはなりません。逆に労力が全くかからないとしても、仕事の成果が高い、商品の品質が高ければ、お金を払います。
つまり、仕事や商品の価格というのは、「成果」によって決まるということを意識しておくべきです。労力をかけたり、時間をかけたりすると、それなりの仕事をしたような感覚になってしまいますが、あくまでも
成果によって仕事の価格が決まる
という意識を常にもっておきたいものですね。