仕事で一番ありがたい人と思われる人は、「これをやるのは大変だ!」と思っている事を代わりにやってくれる人です。自分自身では時間や技術力などの制限がある場合に、仕事を代わりにやってくれる人はとても頼もしく感じます。
反対に、そんなに手間でもないし、大変でもない仕事というのは、自分でやった方が早いと思う人も多く、自分でやってしまう場合も多いかもしれません。
このような仕事は、(ゼロではありませんが、)仕事を遂行した際も、依頼側の感動はそんなに高まらないと思います。(自分でもできる仕事のため)
ところが自分ができない仕事をやってもらったり、助けてもらったりした場合はとても「ありがたい」と感じます。これは自分では解決できない仕事を遂行してくれるからです。
つまり仕事というのは、他の人が
これをやってもらえると助かる!
という事ができるようになり、それを自分自身では普通にできるようになることで、本当の意味で「求められる仕事」ができるようになるという事なのだと思います。
他の人が容易にできるような仕事をやっていても、その人の仕事の価値は上がりません。他の人が容易にできない事を意識して、それを遂行できる能力を高めることが大切なのだと思います。