今の時代は、口頭で「言った」「言わない」の話が出てきてしまう時点で、良いコミュニケーションが取れていないと言えます。昔は電話や打ち合わせだけがコミュニケーションを取る手段でしたが、今はメールやSNSが出てきたりと、コミュニケーションが多様化してきています。
そうした時代に、「言った」「言わない」の話が出ているというのは、
仕事のやり方に問題がある
と考えるべきだと思います。「言った」「言わない」という話が出るということは、テキストなどのエビデンス(証拠)が残っていない事にあります。重要な事であれば、文書で残しておき、共有することは大前提で考えておくべき事だと思います。
そういった事ができずに、後から「言った」「言わない」という論議をしてしまうということは、
きちんと仕事を進める事ができない人
だと自分で証明してしまっているようなものです。このように口頭だけでコミュニケーションを取るクセがついている人は、認識ズレを起こすという大きな原因を作っていると言えます。
人間は、機械とは異なり、忘れることや認識がズレることが当然のように起こりえます。
だからこそ、そのような事がないように文書などでしっかりと認識を合わせるような仕事のやり方を意識していきたいものですね。