これからは、意思決定のスピードがとても重要になる時代だと感じます。
世の中がすごいスピードで動いており、状況も日々、めまぐるしく変わっています。
そういった状況の中では、「何をする・しない」といった意思決定や、「どのように進める」などの方向性においても、スピード感を持って、意思決定していかなければならない状況です。
よく「大企業病」という言葉を使いますが、この「大企業病」の一つに、「意思決定スピードが遅い」という事が挙げられます。
何かをするにしても、上司やその上司など、多くの人の了承を得た後に決定するため、意思決定に時間がかかります。
そんな事を繰り返しているうちに、スピード感のある企業が、次々に新しい事を行い、そのスピードについていけず、競争から脱落してしまうという事も多くなってきています。
こうした事からもわかるように、意思決定のスピードというのは、今後、ますます重要になるものだと思います。
そういった状況にも関わらず、意思決定が遅い「人」や「企業」というのは、そもそもの文化として、
・ボールを持ったまま、しばらく放置する
・意思決定をすることで責任を負いたくない
というようなマインドに陥っているケースが多いように思います。
このような考え方では、仕事が前に進みませんし、競合他社にも次々に置いていかれてしまい、淘汰されてしまうことになってしまいます。
これからは「意思決定」スピードが非常に重要になる時代です。経営者だけでなく、仕事をしている一人ひとりが、意思決定を迅速に行えるようになることが、今後、生き残るために必要な条件なのだと感じます。