仕事においては、着手する前に決めておくべき事がいくつかありますが、その中でも特に意識しておきたい内容に
「予算」と「作業範囲」
があります。
・仕事をする範囲はどこまでか?
・それに対する予算は?
これが仕事始める前に明確になっていれば良いですが、あいまいであれば早急に認識合わせをしておいた方が良い内容です。
特にソフトウェア開発業務などでは、これらが明確になっていない事で、後からトラブルが発生する事がありますので、この2点については、明確にする事を意識しておくべきだと感じます。
「予算」と「作業範囲」が明確になる事で、どのようなスケジュールで、どのように仕事を進めるかも明確になります。
予算に沿った形で仕事が進みますし、やるべき範囲が決まっているので、ゴールも明確になります。
そのような状況を作れば、後は「やるだけ」なので、仕事もスムーズになります。
反対に「予算」と「作業範囲」が明確でない場合は、どこまでやればゴールなのかがわからないため、スケジュールがあっても意味がないものになってしまいますし、最終的なゴールも設定できません。
こういったプロジェクトは、ダラダラと続いてしまい、いつの間にかフェードアウトしたように終わっているというものが多いです。
そうなると、担当した人の達成感なども希薄となってしまい、プロジェクトとしても良い結果になりません。
「予算」と「作業範囲」を明確にするという当たり前のことのように思えることも、案外おろそかになっているケースがありますので、この点は常に意識しておくべきポイントだと感じます。