仕事は調整の連続です。
見積り金額、納期、品質などを常に調整をしながら、最適な状態で仕事を進めていく必要があります。
そんな状況では、何か「リスクらしきもの」が見られたらすぐに調整することを意識すべきだと思います。
ここでいう調整とは、
・関係者と状況を報告する
・現状での「優先事項」や「見積り」、「納期」、「品質」を認識合わせする
・今後の進め方を決める
というようなものです。つまり、
今の状況に合わせて常に最適な状態で仕事を進めらるようにする
事だと言えます。
これができなかったり、後回しにしてしまうと、その後の仕事が全て後手に回り、リスクが高まることになります。
調整は、現状の仕事の手を止めてでも優先して行うべきです。
先ほども書きましたが、調整が遅れると全てが後手に回ってしまうからです。
例えば、納期に遅れそうなプロジェクトがあったとします。
すぐに関係者と調整して、手を打つことができれば、その状態で最適な手段を取ることができ、リスクを最小限に抑えることができます。
ただ、「もう少し後からでも大丈夫だろう」というような気持ちで、調整を後回しにしてしまったばかりに、リスクが増大し、手がつけられなくなってしまう、ということは頻繁に起こり得ます。
ほとんどの人は、自分の実力を課題評価したり、先の見通しを甘く見通してしまうことで、このような「調整遅れ」を引き起こしてしまいます。
その結果、自分自身では解決できないところまで、問題が拡大してしまうことになるのです。
調整は早ければ早いほど良いということを理解して、「少しでもリスクを感じることがあれば、すぐに調整する」という意識を徹底していきたいものですね。