仕事ができる人は、必ずと言って良いほど、先に手を打っています。なぜかというと、先手を打っておく事で、自分自身も楽になり、仕事がスムーズに進む事を知っているからです。
仕事が後手に回ると、余計な仕事が増えたり、冷静な判断ができなくなり、連鎖的な問題が発生したりします。
仕事ができる人は、先手を打つ事で、このような「必要のないトラブルを未然に防ぐ」事を理解しているため、後手に回さず、常に先手を打つように仕事を進めていくのです。
ところが、仕事が常に後手に回ってしまう人も多く存在します。後手に回ってしまう人の多くは、常に忙しく働いているにも関わらず、その状況が改善しない事が多いです。
なぜ、そのような事になってしまうかというと、「余計な仕事が増えたり」、「連鎖的な問題が発生したり」することで、無駄な作業を発生させ、それにより、余計な仕事をしているからです。
それでは仕事がいつも後手に回ってしまう人の特徴としては、どのようなものがあるでしょうか。大半は下記のような原因があると思います。
①自分自身の対応できる範囲を過剰評価している
自分自身が対応できる範囲を多く見積もってしまい、実際には仕事が回らないというケースです。これはリスク管理が不足している事も一因です。
②相手基準で考えず、自分基準で仕事をしている
自分基準で仕事をしてしまい、相手基準で考える事がおろそかにしている人です。自分基準で考えると、だいたい甘い方向に流れてしまうので、あとから問題になり、仕事が後手に回る事になります。
③仕事の先手を打つ重要性を理解していない
厳密にいうと、重要性を理解しているものの、必要に迫られるまで着手せず、先手を打てない人です。余裕のある時に先手を打つ事をせずに、後手に回ってから着手するので、意識を変えないと改善できない問題です。
このように、仕事が後手に回る人はいくつかの特徴を持っています。当てはまるところがあれば、すぐに改善して、常に先手を取った仕事ができるようにしていきたいものですね。