仕事では「効率化」や「改善」を考える事も多いかと思います。
今までやっていた仕事のやり方を見直して、短い時間で高い成果をあげられるのであれば、それに越した事はありませんよね。
そのような考えのもと、「効率化」や「改善」に対する取り組みをしている人も多いのではないでしょうか。
このような事は、仕事の中でとても大切な事だと思いますが、一つだけ注意すべき事があると思っています。それは、
「効率化」や「改善」を考える前に、「そもそもその仕事が必要なのか?」を考える
という事です。「効率化」や「改善」を行う事でパフォーマンスは向上するかもしれませんが、そもそもその仕事をする事はパフォーマンスの向上につながっているのか?他に良い方法がないのか?という事を最初に意識すべきだと感じます。
その上で、「やるべき仕事」だと判断できれば、「効率化」や「改善」を考えるのも良いと思いますが、「やるべきでない」と判断した仕事に対しては、スパッとやめてしまうことも必要です。
やるべきでない仕事を「スパッとやめる」事は、「最大の効率化」になりますし、やるべきでない仕事をダラダラと続けている事は、「最大の非効率化」だと思います。
仕事は限られた時間を最適に使う事で、パフォーマンスは大きく変わってくるので、やるべきでない仕事を続ける事は、最もパフォーマンスを下げる事だという意識が必要です。
一度やり始めた事というのは、なかなかやめにくいのですが、そこを意識的にやめることができるようになるだけで、仕事の効率は大きく変わってきます。
始めた事をすぐにやめるのは、よくないことだ。
というような雰囲気があったとしても、そこを気にする必要はなく、意識すべき点は、
本当にその仕事をすべきなのか?その仕事をする事がパフォーマンスの向上につながるのか?
という事だと思います。やるべき仕事に対して、しっかりと時間をかけることができるように、
やるべきでない仕事はやらない
事も徹底していくべきですね。
「効率化」や「改善」を考える前に、「その仕事の必要性」をもう一度考えてみる事をオススメします!