仕事では、よく「モチベーション」を上げるための考え方などが紹介されている本を見かけますが、このような本を読んで、モチベーションを上げている人は、少し考え方を変えた方が良いかもしれません。
そもそも、モチベーションを上げる必要があるということは、モチベーションが上がっていない状態があるということです。
つまり、あまり「乗り気ではない」状態を無理に変化させているということになるわけです。
このような変化というのは、ある意味自分自身を騙しているとも言えるわけですね。
本来であれば、「乗り気ではない」のであれば、やらない方が良いですし、「自然とやる気が出てくる」状態が望ましいと考えています。
なぜなら、モチベーションが下がる事が多い仕事をし続けていても、仕事の成果は上がりにくいからです。
これからの仕事は、「自然とやっている」事の方が成果が上がりやすくなるように思います。
例えば、
明日から何もしなくても生活に困らない
という状態になったら、自分自身が何をやるのかを考えてみると良いと思います。
そのような時に、「自然とやってしまうようなこと」がありますよね。
その「自然とやってしまうようなこと」というのは、モチベーションは関係ありません。
つまり、モチベーションに関係なくやっている事というのが、その人に向いていることであり、そういったものに取り組んでいる人の方がパフォーマンスが上がるという事なのです。
モチベーションを意識している時点で、一流にはなりにくく、自然とやっている人には勝てない
と考えた方が良いかもしれません。それほど、モチベーションに頼らず仕事をしている人は強いのだと感じます。
モチベーションを上げる事を意識している時点で、その仕事が好きではなく、真剣に取り組めない仕事である可能性が高いです。
自然とやってしまうような仕事をすることで、モチベーションに影響しない仕事をしていきたいものですね。