仕事には、色々な種類の仕事がありますが、「問題」や「課題」のボリュームは、仕事によって大きく異なるものだと思います。
トラブルが少ない単調な仕事をしている人であれば、「問題」や「課題」はあまり起こりませんし、複雑な仕事をしている人であれば、常に「問題」や「課題」と向き合っていると言えます。
また、複雑な仕事をしている人であっても、「問題」や「課題」が発生した場合は、自分で解決をせず、上司などにお任せするという人もいるかと思います。
このように、「問題」や「課題」については、そのボリュームの違いもありますが、合わせて、「自分自身が向き合う立場にいる人とそうでない人」がいます。
つまり、「問題」や「課題」を解決する仕事をしている人と、そうでない人がいるという事です。
そして、これからは、「問題解決」や「課題解決」が仕事の中心になると思います。
トラブルが少ない単調な仕事などはAIが代わりにやってくれるようになりますし、複雑な仕事でも、自分で問題解決をしなくて良いような仕事は、同じようにAIにより自動化できる可能性が高いです。
そうなると、残るのは「問題解決」や「課題解決」といった仕事です。
このような仕事も一部はAIに置き換わるように思いますが、「問題」や「課題」というのは、毎回異なるものが多いため、そういった問題や課題を解決する人が必要になると考えます。
そこで重要なのは、解決能力です。
問題や課題が発生した時に、いかに早く正確な解決方法を導くことができるか?というスキルがこれからは重要になると感じます。
単に知識だけでは問題解決できません。
知識だけでは、通常の仕事を遂行することしかできないからです。
知識や経験を踏まえて、現状の問題や課題をしっかりと分析して、そこから対策案を色々と打ち出せる人は、これからはますます貴重なビジネスパーソンになれるように思います。
これからは「単調な仕事」「問題解決しなくて良い仕事」は、どんどん人間の手を離れていくように思いますので、解決能力を高め、これからの時代に合った仕事ができるようにしておきたいものですね。