仕事では、不明点や質問点が出てくる場合がありますが、この時に質問の仕方で、その人のスキルや仕事に対する意識の深さがわかってしまうものです。
良い例として、質問をするときのケースを紹介します。
相手に何か質問をする時には、2つの質問の仕方があると思っています。
こういう時は、どうすればよいですか?
こういう時は、こうしたいのですが、良いですか?
この2つは同じような質問でも、大きな違いがありますね。
前者は、解決方法を相手に委ねているため、自分自身では解決方法を考えていません。
後者は、自分自身で解決方法を考えた上で、相手に了承を得ようとしているので、自分自身で思考した結果が伺えます。
このように、いつも自分自身で考えて質問する人と、全て相手に委ねた質問をする人では、仕事を続けていく中で大きな違いとなってくるのだと思います。
最初のうちは、自分で考えた結果が正しくなかったり、より良い方法があったりするかもしれませんが、
「考える」ということ自体が自分自身の成長につながる
ものだと思います。この「考える」ということを放棄してしまうと、自分自身の成長が見込めなくなってしまうのですね。
質問ひとつとっても、自分で常に考えている人と、相手に判断を委ねてしまう人というのがわかってしまうものです。
「自分自身はどう考えているのか?」ということを、相手に伝えることができるような仕事の仕方を意識していきたいものですね。